毎年５月の連休に黒須地区で行われている入間茶祭り。茶どころ入間にとって忙しい時期で、休日でも遠出できない家庭は少なくありません。そこで、子どもたちに楽しい思い出を作ろうと始まった入間茶祭り。ヒーローショーが人気で、通りには出店が並びます。しかし、コロナ禍で３年間休止していました。
今年は４年ぶりの開催でステージイベントも復活。黒須中学校の吹奏楽部も参加することになりました。コロナ禍で、コンクールや学校で演奏することはあっても、地域の大勢の前で演奏する機会はありませんでした。子どもからご年配の方まで集まることを考えて、ノリが良くて誰もが楽しめる曲を選び、観客を笑顔にしたいという思いで練習しました。
快晴のお祭り日和になった当日。大勢の人が詰めかけました。小さい頃は茶祭りを楽しみにしていたという吹奏楽部３年生の沼澤さんは、「地域の方々が協力して盛り上げている茶祭り。楽しいお祭りにしたいという気持ちで演奏しました」、岩佐さんは「屋外での演奏で緊張したけれど、たくさんの方に聞いてもらえて嬉しかった」と話していました。
最後は、狭山ヶ丘高校と「千と千尋の神隠しメドレー」を合同演奏。通りかかった人も立ち止まって聴き入るほどの迫力ある演奏でした。
様々なお祭りが再開しています。いるまっ子の出番が増えますね。キミの得意なことが、周りの人たちをもっと元気にするかも！。