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元気ないるまっこ新聞 2021年12月号

パラリンピックでの活躍を母校で報告 車いすバスケットボール日本代表 小田島理恵選手 向原中学校で講演

東京パラリンピックで活躍した向原中学校出身の車いすバスケットボール日本代表選手、小田島理恵さんが母校を訪れました。
小田島選手は22歳で事故にあい、車いすの生活になりました。体験教室で車いすバスケットボールと出会います。すぐに夢中になり、東京パラリンピック出場を目標に練習を重ねました。そして、夢をかなえて日本代表選手として出場。大会では次々にスリーポイントシュートを決め、活躍しました。
向原中学校3年生は、1年生の時から小田島さんの講演を毎年聴いています。笑顔でポジティブな小田島選手は生徒たちのあこがれです。大会前には応援の寄せ書きを送りました。
講演では、小田島選手はパラリンピックでの試合を振り返り、「みんなの応援が力になった」と報告。シュートが決まった映像が流れると、生徒からは歓声と拍手がわきました。報告の後は、生徒全員が競技用の車いすに乗り、試合も体験。小田島選手も圧巻のプレーを見せました。
小田島選手はこれまでの人生を振り返って「絶対に諦めない気持ち」をテーマに各地で講演しています。向原中学校の3年生も選手から刺激を受けました。李さんは「挫折をしても笑顔でプレーする姿に勇気をもらいました」、原さんは「ダメだと思っても人生はやり直せる。くじけることがあっても、挑戦したい」と話し、小田島選手に前に進む力をもらいました。
来年開催の世界選手権に向け準備が始めている小田島選手。これからも応援しましょう!