CHANNEL i

チャンネルあい

元気ないるまっこ新聞 10月号

目指すは横綱!黒須中学校 鮫島輝さん

鮫島さんは小学2年生のときに相撲を始めました。わんぱく相撲の練習会で、当時黒須中相撲部にいた塚原さんに誘われたことがきっかけです。その後、入間少年相撲クラブに入門するも、稽古がつらくて練習を休んだこともありました。そのときに励ましてくれたのも塚原さんでした。

心優しくて相撲も強い先輩の姿に憧れ、鮫島さんは黒須中相撲部に入部。当時の体重は82キロでした。同級生の中では大きい方ですが、相撲の世界では小柄。もともと少食のため、食べる回数を増やそうと夜食にラーメンやチャーハンなどを自分で作って毎日食べました。ときには、クッキーを焼くことも。そのおかげで、身長183センチ、体重131キロにまで成長しました。

努力を重ねて技を磨き、3年生になると普段の練習では相手がいなくなってしまいました。すると、相撲部の先輩が夏休みに稽古場に来て胸を貸してくれました。週に4日土俵で汗を流し、残りは筋肉トレーニング。敵の戦術も研究して大会に臨みました。

優勝候補と言われていた鮫島さん。第3位という結果には満足していないそうです。高校でもう一度全国優勝を狙うと宣言。また、相撲のまち入間で、もっと相撲の楽しさを広めたいそうです。「後輩思いの強い力士」が、黒須中相撲部の伝統。夢は横綱と語る鮫島さんの今後の活躍に注目です。