地域の伝統を後世に伝えたい/上谷ヶ貫の獅子舞

毎年10月に市内の2つの地域で獅子舞行事が行われています。その1つが上谷ヶ貫。世帯数は約170の金子地区でも小さめの地域です。言い伝えによると、その始まりは室町時代。650年以上前から地域で大切に守ってきた伝統芸能です。ゆったりしたリズムの笛や太鼓、謡に合わせて三頭の獅子が1時間半の物語を演じます。その周りで重要な役割を担当するのが、小中学生です。太鼓に合わせて日本古来の楽器「ささら」を演奏する子は、本番に向けて地域の方に教えてもらいながら練習してきました。

 

そして迎えた当日。衣装に着替えてお祭り用の化粧をすると緊張が高まります。小さい頃は太鼓の音が怖かったという金子小5年生の吉田優香さんは「ささら」を担当して3年目。「普段から地域の方に優しくしてもらっているので地元に貢献したい」と参加したそうです。お化粧をした感想を聞くと、「昔から続いてきた伝統に参加できて光栄です」とうれしそうでした。金子中1年生の草場ひなたさんは、「長い歴史があると聞いてプレッシャーを感じるけれど、人に誇れるように役を務めたい」と話していました。地域の歴史を子どもたちがしっかり受け継いでいます。

ひたすら練習して日本一に

「高円宮杯日本武道館書写書道大展覧会」で日本武道館大賞を受賞した藤沢中3年生齋藤祐也さん。中学生では全国ナンバーワンです。どんな思いで書いたのでしょう?齋藤さんにインタビューしました。

今回書いた「生命の尊重」はバランスをとること、文字に強弱をつけることが難しい課題でした。でも悔いを残したくないという思いで、ひたすら練習を重ねました。校長先生から「力の出し惜しみはするな」とアドバイスをいただき、自分が使える時間は全て練習に充て、約400枚書きました。書いているときは苦しかったけど、練習を続けるうちに気に入った文字になっていきました。そんな書道と向き合う時間が好きです。これからの人生でも書道を続けていきたいです。

「塾から帰宅後に夜中まで練習したという努力は素晴らしい。感動の作品です。」と田中市長